毛ガニの特徴とおいしい食べ方

毛ガニは全身が硬い毛でおおわれているのが特徴です。比較的小ぶりですが味の良さでも知られていて、比較的手ごろな値段であることも魅力です。また、シーズンを選ばずに手に入るのもポイントになっています。

毛ガニは見た目と手に入りやすさが特徴

毛ガニの特徴は、全身が硬い毛におおわれていることです。殻を剥いているときに刺さるときもあるため、扱いに注意が必要な場合もあります。また、ズワイガニやタラバガニと比べると小型で、値段も比較的手ごろになっています。

シーズンを問わずに手に入るのも特徴になっています。これは産地ごとにとれる時期が変わるためです。越前ガニなどのブランドガニは漁期が決まっているため、旬の時期以外に手に入れるのが困難なケースが多くなっています。入手のしやすさも毛ガニの魅力です。

小ぶりなものは身を食べるのが大変なため、鍋や味噌汁などの具として使われることがあります。大きなものでも殻を剥くのに手間がかかるため、会話しながら盛り上がれないのも特徴です。どうしても毛ガニを食べるときは黙りがちになるからです。

カニ味噌のおいしさでも知られていて、カニ味噌を味わいたいために毛ガニを選ぶ人もいます。殻を剥く手間を差し引けば、非常にコストパフォーマンスがよいカニなのです。

おいしい食べ方

毛ガニはゆでて食べるのが一般的です。市販の毛ガニもゆでてあるものか、ゆでてから冷凍にしてあるものが多くなっています。いきがよければ刺身にして食べられるケースもありますが、毛ガニは痛みやすいためゆでるのが基本になっているのです。

ゆでた毛ガニはそのまま身を食べられます。ゆでるときに塩ゆでにするのが一般的で、なにもつけなくてもカニの香りと旨みを味わうことができます。三杯酢をつけて食べる方法もあり、上品に食べたい人におすすめです。

ミソを含めてよい出汁が出るため、鍋や味噌汁の具としても人気です。ミソの美味しさでも知られていますが、クセが気になる場合は鍋に溶かしてしまえば違和感が小さくなります。

自宅で毛ガニをゆでる場合は、甲羅を裏返しにしてゆでることが大切です。腹が下になる形の場合、ミソがもれてしまうことがあるからです。生きたカニの場合は真水に数分つけて気絶させてから入れるのがポイントです。

ミソはそのままスプーンなどですくって食べる他、身と和えるなどアレンジを自由に楽しめるのも魅力です。ミソは汁気がなくなるまでオーブンや炭火であぶればまた違った味わいを楽しむことができます。

さらに毛ガニを楽しむためのコツ

毛ガニの毛は意外と硬く、刺さってケガをしてしまう場合があります。キッチンバサミで切れ目を入れておくなど下処理をしておくと、ケガを防ぐことができます。下処理の際は軍手をつけ、ゆで終わって冷やしたカニを処理するのが基本になります。

カニミソがおいしいことから甲羅酒を楽しむ人もいます。カニの甲羅を器にして日本酒を温めると独特の香りがうつってより楽しめるためです。甲羅酒を楽しみたいならいくつか気にしたいポイントがあります。

一つは、ミソは食べきってからの方が良いということです。ミソが残っているとお酒を生臭く感じる人もいるからです。ミソをとった甲羅は軽くあぶって水分を飛ばしておくとカニの甲羅の香ばしさを楽しめるようになります。

お酒は好みのものを使うのが基本ですが、吟醸酒や生酒は加熱することで独特のクセが生まれることがあります。燗にすることを前提にした酒もあるため、どうせならこだわってみるのもおすすめです。

ミソと身を和える場合は、冷蔵庫で少し寝かせる方法もあります。味が馴染んで深みが出やすくなるからです。ただし、ミソは痛みやすいため、2日以上おく場合は身と別に冷凍保存した方が長持ちします。

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